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入門・CSR 

社内教育用CSRガイドブックの作成という、(できればあまり関わりたくなかったジャンルの)大仕事をやることになってしまい、とりあえず入門書っぽい二冊を購入してみた。
CSRのとらえ方はかなり幅があると聞いていたが、やっぱりそのとおりだった。
2002年の欧州委員会によるCSRの定義は、

持続可能なビジネスの成功のためには、社会的責任ある行動が必要であるという認識を企業が深め、事業活動やステークホルダーとの相互関係に、社会、環境問題を自主的に取り入れる企業姿勢である

『CSR入門』のほうは、上記定義の前半部分、持続可能性に重きを置き、CSRの究極目的を「地球環境の保全」としている。他方、『企業倫理とは何か-石田梅岩に学ぶCSRの精神』は、どちらかというと後半部分、特に「自主性」というキーワードを重視し、利潤追求主体としての企業のあり方、すなわち商人道を説いている(そして松下幸之助賛歌に行き着くのはお約束・・・嫌いではないけどネ)。
読んでいて面白く、頭に入ってきやすかったのは、やはり『企業倫理とは何か』だった。(幸之助賛歌が鼻についてしょうがないものの、)「商人とはいかにあるべきか」というところから話を進めていったほうが、ビジネスマンとしてはぴんときやすいと思った。『CSR入門』は、網羅的で資料としては大変役に立つものだと思われるが、その分メッセージ性に欠けるきらいがあった。
商人道、つまりは企業理念といえようか。特に、今日まで何十年と残ってきた企業には、素晴らしい創業精神や企業理念が文化として脈々と受け継がれていて、その中にはCSRのこころが包含されているはず。もし企業の精神が埃をかぶっている状態であったとしても、蔵の奥から引っ張り出して朝日に曝し、綺麗に磨いてやれば、再び輝き始めるだろう。
「地球環境の保全」はそりゃ大事です。でも、あまりにも話が大きすぎて、研修なんかで聞かされても「ふ~ん」で終わってしまいそうな気がする。
「商人道如何にあるべきか」、仕事を進める上で胆に据えるべきキーワードとしたい。
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[2006/09/10 21:40] ブックレビュー | TB(0) | CM(0)

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