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ウェブ人間論 

ウェブ人間論 ウェブ人間論
梅田 望夫、平野 啓一郎 他 (2006/12/14)
新潮社
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本書を読んだ目的
・とりあえず、「ウェブ進化論」に衝撃を受けたので。
・ウェブ進化論で提示された未来像は、梅田さんの視点から描かれたものである。これは衝撃的であったが、それゆえに、相対化する必要があるだろう。平野啓一郎という文学界の巨人の視点を借りることで、より深く、また批判的に、梅田氏の預言を検証したい。
・平野啓一郎には前から興味を持っていたが、なかなか小説に食指が伸びなかった。「入門・平野啓一郎」には、何年も前からblogを読んでいて慣れ親しんだ梅田望夫さんを扉にすることが自分の中でとっつきやすいと判断した。

目標達成度:★★★★☆(ハウツー本じゃないからね、5つ星はありえないわけで。しかしまあ、凄い本だわ。)

感想とか
・文句なく面白い。間違いなく買いだ、買い!現代人皆に一読の価値がある。
・とりあえず、平野啓一郎すぅぅげぇぇえ!ってのが第一の感想。よく勉強しているし、コトバの選び方とかがなんか凄い。どこがどうとか、よくわからないけど凄い。イメージを想起させやすいというか。
・梅田さん的にとらえると、ネットはコミュニケーションの道具として積極的に活用しない限り意味がない、ということになる。時間・空間の壁を越えて他者と交わることが出来る、それがウェブの起こした革命だ。他方、僕はこうしてblogを書いているけれど、それほど多くの人に読まれているわけではないし、他のblogにコメントをつけるなんてことはほとんどしない。mixiも放置してる。また、現実世界でも、それほど人と積極的に交わろうとしない、良くない傾向がある。ウェブ進化は、僕のコミュニケーション能力の低さという問題を、さらに残酷に拡大・再生産するかもしれない。恐ろしいことだ。危機感が足りてないかもしれない。やばいよ。
・平野さんのほうが梅田さんよりリアルにネット世代なのだけれど、ネットに対する見方は梅田さんに比べてネガティブというのが面白い。それはたぶん、梅田さんが十分にオトナになってからネット革命を体験したから、というのが理由のひとつにあると思う。彼は、googleやe-bayといった存在がビジネス界における既存の勢力をひっくり返して行く様を体感しているが、それは、何というか、生活からやや離れた、抽象的な体験である。他方、平野さんは、もうどっぷり日常レベルでのネット世代だ。ネット通販や図書館の検索システムの恩恵を受けたりする一方、2ちゃんねるでの罵詈雑言だったり、blogの炎上だったりを、梅田さんよりよりリアルに目撃・体験している。この、体感レベルでの差があるということが、議論に深みを持たせている。
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[2006/12/17 18:46] ブックレビュー | TB(0) | CM(0)

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